〜松緑酒造〜

春の見事な桜で知られる弘前城の城下町にある青森県弘前市。
松緑酒造は、江戸時代からこの地で酒母造りを生業とし、津軽一円の造り酒屋に販売していました。

その後、各地で醸造試験場が創設され、その指導で各酒造家が自製の酒母を造るようになったため、1904年(明治37年)日本酒製造へと事業転換を図り、1959(昭和34)年に株式会社を設立しました。

近年では、2016(平成28)年に、食品の安全規程として海外で広く認知されているコーシャ認定を青森県で初めて取得し、醸造アルコールを一切添加しない純米蔵へ転換するなど、伝統を重んじながらも時代を見据え、変革を行っています。